屋代線 鉄路を考える住民集会開催!!

去る平成23年8月29日(月)18時30分より松代文化ホールにおいて『屋代線 鉄路を考える住民集会』を開催致しました。平日の夜の開催ということでありましたが、310名を超える大勢の皆様にご参加いただき、大変盛り上がった集いになりました。集会では中島松代地区住民自治協議会会長のあいさつ、綿内若穂地区住民自治協議会副会長の連帯のあいさつの後、東北大学大学院専門研究員 古平浩先生に「廃線を前によみがえった鉄道-鉄道とまちづくり-」の演題でご講演をいただきました。
講演では全国の地方鉄道の存続に向けた取組事例、成功事例、地域の再生・活性化に果たす鉄道の役割の重要性等、今松代地区が抱えている課題に対する重要な内容でした。
バス代替と鉄路の活用(案)の提案と経過報告は資料(次頁以降に掲載)に基づき中島会長から行われ、その後参加者の皆さんとの質疑・意見交換を致しました。参加者からの質疑・意見交換では多くの皆様から「鉄路の活用によるディーゼル列車での再生」を求める意見が出されました。又、長野電鉄木島線の廃線後5年で利用者が50%となっている実態、飯山から中野の学校に通えなくなったために下宿せざるを得なくなった、病院への通院が出来ない、等廃線による影響の大きさについての発言もありました。
当日参加者からのアンケート結果につきましては、紙面の都合上掲載できませんので、平成23年8月31日の信濃毎日新聞、長野市民新聞を是非ご覧いただきたいと存じます。
住民集会会場で配布致しました資料は協議会だよりNo46に掲載しています。ご覧頂きご意見を事務局(☎278-1885)まで是非お寄せ下さい。